① 背景知識が足りない、ならこれ
読めない原因が背景知識にある場合があります。今まで何となく意味はわかっていたが、説明しろと言われたら言葉に詰まってしまう概念や論理展開のキーワードに心当たりはありませんか。特に二律背反や逆説といった論理展開のキーワードは巷によくある現代文の用語集のようなものではあまり納得のいく説明が得られない場合が多いです。この本はそのような用語集とは違い、実際の入試問題を解きながら説明しています。新書の形態をとっていながら極めて参考書に近いものなのです。必ず鉛筆をもって書き込みながら読み進めていってください。
知らないことは恥ずかしいことではありません。むしろ、知識だけの問題であったことを喜ぶべきです。時間のかかる問題演習ではなく、正しく理解するだけであなたの実力はグンと伸びるのですから。
★ 『教養としての大学受験国語(ちくま新書)』 石原千秋著 筑摩書房
② 記述問題へのアプローチがわからない、ならこれ
もちろん、正しく読解するということが現代文攻略の大前提ですが、そのうえで問題に対するアプローチ(つまり解き方)を学んでおくことも悪いことではありません。読解と解法、この2つがうまくかみ合えばもう怖いものなし。現代文で他の受験生に差をつけられることはなくなるでしょう。
国公立大だけでなくセンター試験や私大の対策も合わせて行いたい人は『秘伝 大学受験の国語力』、東大の過去問が多く取り上げられているものを選ぶなら『東大入試に学ぶロジカルライティング』がいいでしょう。
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