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大学受験TIPs

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カテゴリー「参考書紹介―国語」の記事一覧

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【古文】名作古文単語帳が改訂!『コブタン 56の例文で効率的に身につく古文単語329』漆原慎太郎(代ゼミ)著の参考書レビュー【古文単語】

一昔前(2008年ごろ)に出版され、一世を風靡した「コブタン」という古文単語帳がありました。今では当たり前になりつつありますが、《一つの例文の中に複数の単語を入れ込み、少ない例文で多くの単語を覚えるスタイル》、これをを古文単語に唯一導入したのがこの参考書です。(ちなみにこのスタイルを発明したのは英単語帳として不動の人気を誇る『DUO』という本です。)



長らく改訂されず、プレミアがつくほどでしたが、2014年7月に改訂され通常の本とkindle版で再登場しました。


★『コブタン 56の例文で効率的に身につく古文単語329』漆原慎太郎著 ゴマブックス
  ※左が紙の本、右がkindle版です。



著者は代々木ゼミナールの講師で現在でも著者本人の授業が全国の代ゼミで受けられるようです。



旧版との違いはレイアウトが変わりヨコ書きからタテ書きになったことくらいでしょうか。内容面での違いはほとんどありません。改訂版の商品ページでは「なか見!検索」で数ページ公開しているので自分の目で見てよさそうだと思ったらぜひ使ってみてください。

個人的な感想としては、タテ書きにしたのはよい選択だったと思います。ただ、例文のすぐ下段に語句の解説を入れてしまったのは失敗です。DUO系の単語帳の宿命として例文のすぐ下に解説が入るため、例文と一緒に答えも目に入ってしまいやすいという欠点があります。その点ターゲット1900のような単語⇒意味とはっきりわかれたレイアウトならば、ページをタテに折ることで隠すことが可能です。DUOはヨコ書きなのでどうしようもないですが、改訂版コブタンはタテ書きなのでページをタテに折ることで例文だけを見るようにできます。わからない単語があれば、折った部分を開いてみればよいので、いちいち単語カードに例文を書き写して使うやり方より利便性は上です。

ところが、改訂版コブタンでは例文が書かれた部分を折ると、下段の単語の解説が一部見えてしまいます。これではページを折っても意味がありません。

こうしたところに気を使ってもらえれば文句なしの名著になるはずです。










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【古文・漢文】《人気国公立大学に入ろう!》『国公立標準問題集CanPass古典 (駿台受験シリーズ)』【駿台・問題集】

 駿台文庫から国公立大学対策用の問題集が発売されました。極端に簡単な問題や難しい問題は入っておらず、合否の分かれ目になる標準的なレベルの問題を20題演習することができます。難関大学を志望する人はより難しいもの(Z会など)をやる前のウォーミングアップとして、地方国公立を目指す人はメイン演習書として、活用できるでしょう。

★『国公立標準問題集CanPass古典 (駿台受験シリーズ)』 白鳥永興 / 福田忍(著) 駿台文庫





【現代文】《人気国公立大学に入ろう!》『国公立標準問題集CanPass現代文 (駿台受験シリーズ)』【駿台・問題集】

 駿台文庫から国公立大学対策用の問題集が発売されました。極端に簡単な問題や難しい問題は入っておらず、合否の分かれ目になる標準的なレベルの問題を演習することができます。難関大学を志望する人はより難しいもの(Z会など)をやる前のウォーミングアップとして、地方国公立を目指す人はメイン演習書として、活用できるでしょう。

★『国公立標準問題集CanPass現代文 (駿台受験シリーズ)』 清水正史 / 多田圭太郎(著) 駿台文庫






【近代文語文】『近代文語文問題演習 (駿台受験シリーズ)』

 大学入試の国語で出題される問題の中に近代(世)文語文(擬古文)というものがあります。これは簡単にいえば「古文や漢文の見た目をしている現代文」です。もう少し詳しく書けば、おおよそ江戸時代から明治時代にかけて書かれた文章で、古文漢文の文法知識と現代文の読解能力を同時に試しているわけです。近代文語文を出題する大学・学部はさほど多くありませんが、自分の志望する大学が近代文語文を出題する場合はしっかりと対策しましょう。(京都大学はしばらく出題がありませんので、有名どころは一橋大学と上智大学・早稲田大学の一部の学部くらいでしょうか)

 そうはいっても特別なことをする必要はありません。まずは別々の科目として、古文・漢文の文法と現代文で筆者の意図を読み取る訓練をしておけば、近代文語文は自ずと読めてくるようになります。あとは慣れの問題ですから、過去問や予想問題、参考書などをつかって演習しましょう。



★『近代文語文問題演習 (駿台受験シリーズ)』 川戸昌・二宮加美(編纂) 駿台文庫






近代文語文の問題集は大変数が少ないです。現状手に入るのは上記の1冊のみかと思われます。そういう意味でも近代文語文を出題する大学の志望者には必携の本です。








【古文】≪2013年新発売!≫マドンナ古文がパワーアップして帰ってきた!【文法・古文単語・古文常識】

 古典文法の教科書(↓)も執筆している、超有名予備校講師の荻野文子氏が手がける参考書「マドンナ古文」シリーズ。既に知っている方も多いはずです。

(新修古典文法 2訂版 荻野文子(著) 京都書房)



そのマドンナ古文シリーズが2013年パワーアップ版として新しくなります。古文の参考書は他教科に比べ傾向の変化が少なく、新しい出典が増えるわけでもないので、改訂は非常に珍しいです。どんな進化を遂げているか楽しみです。

★『マドンナ古文 パワーアップ版 (大学受験超基礎シリーズ)』
   『マドンナ古文単語230 パワーアップ版 (大学受験超基礎シリーズ)』
   『マドンナ古文常識217 パワーアップ版 (大学受験超基礎シリーズ)』
               荻野文子(著)  学研教育出版






文法がわからなければ問題文が読めません。古文単語がわからなければ問題が解けません。そして古文常識がなければ説明問題で大失敗をすることになります。優先順位としては文法⇒単語⇒古文常識の順にやっていくのがベストですが、受験までにはすべてやっておいてほしいところです。古文・漢文は入試において配点が低い割にちゃんと得点できるようになるまでにこなさなければならない暗記事項・演習量が多いです。しかし、捨て科目にしてよいわけではありません。入試本番では合格する生徒の多くは得点してきます。現代文に比べて得点が安定しやすいためです。したがって、古文・漢文は受験学年の早いうちに固めておくことが必要でしょう。そのはじめの1冊として上記の本はおススメなのでぜひ一度検討してみてください。















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