① 基本は2次試験で使う科目を選択
まぁ当然といえば当然ですが。2次試験用に勉強している科目をセンターにも使えるよう調整するのは容易だけれども、新たにセンター用として勉強を始めるのはやはり大変です。負担は少ないに越したことありません。理系の皆さんにもその科目がよほど嫌いでない限り、高校でやったことのある科目を勧めます。定期試験が終わったらきれいさっぱり忘れたよという人でも、覚えなおす手間は初見の科目より少ないはずです。
② もし公民で2単位科目が選択可能ならそれを選択
今度新設される《倫理・政治経済》は4単位科目です。その他の公民科目はすべて2単位ですから、勉強の手間は倍ということです。大学によっては《現代社会》《倫理》《政治経済》がまだ選択可能なところもありますので、可能ならぜひ選択するべきでしょう。公民はセンターのみという方が大多数でしょうからできるなら4単位科目の《倫理・政治経済》は避けるべきです。さらに、東大は今回から《倫理・政治経済》しか選択できなくなりましたので、東大志望者が離脱した分残りの公民科目の平均点は下がるかもしれません(あくまで予測ですが)。
③ リスクは高いが《倫理・政治経済》で勝負するのもアリ
公民で《倫理・政治経済》しかとれない大学を志望する人は、仕方ありません。地歴を選択するか、あきらめて《倫理・政治経済》を選択してください。ではどちらを選ぶかですが、地歴はいままでの蓄積があるので比較的対策は立てやすいです。一方で《倫理・政治経済》は直接的な過去問がなく、どんな傾向になるのかは未知数です。しかし、これをデメリットと考えるかはあなた次第です。書店の参考書コーナーに行っても《倫理・政治経済》の本はまずありませんし、予備校の授業だって暗中模索状態です。だから当然受験者は少ないし、センター側も最初の試験だから様子見で問題の難易度は下げてくるだろう。ここは1発大逆転をかけて、やってみよう!…という発想は個人的に好きです。ただ、それで失敗しても責任は負いきれませんので、あしからず。また、今回から、地歴と公民は合わせて2科目までしか受験できなくなりました。したがって、《倫理・政治経済》を「保険」として使えるのは、地歴・公民が1科目のみ必要な大学に限られます。この点にもご注意ください。
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