忍者ブログ

大学受験TIPs

大学受験に関する役立ち情報・勉強方針・おススメ参考書等を紹介していきます。  受験に関する相談も受け付けています。このブログの左列下方のメールフォームより送信してください。

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

【夏期】講習を賢く活用する

 6月にもなると大手予備校は揃って夏期講習の勧誘を始めます。「合格者の平均受講講座数は10講座!」「合格者の話:わたしは学習ペースを維持するために全タームに講習を入れました」……パンフレットいっぱいに書かれた、講座たくさんとらないと受からないよという悪魔の囁きの数々。困り果てて予備校に相談に行くとパンフレットの文言よりも激しい勧誘でヘトヘト。みなさんはそんな経験ありませんか。
 夏期講習で10講座とることが有効なのか、冷静になればすぐにわかることです。1講座15,000円が相場ですから10講座で15万円、これは通年講座の1学期までの月謝のおよそ2倍です。倍のお金を出すからには倍の分量を学ばなければ割に合いません。4月から学んできたことの倍の分量を夏休みだけで消化しきれますか。「夏期講習で10講座」は金銭ずくの予備校が作ったです。
 では講習はまったく意味がないのでしょうか。わたしはそれも違うとおもいます。使い方次第で有効に活用できるのだということです。この記事では講習の賢い活用法を《どの科目を重視するのか》《どの種類の講座をとるべきか》の2つの側面から考えていきます。さらに前者に関しては①予備校通いの浪人生、②予備校通いの現役生、③塾なし現役生と宅浪生、の3つの場合に分けてみていきます。

《どの科目を重視するのか》

①予備校通いの浪人生
 基本的に通年の講座で十分です。夏期講習をたくさんとっているヒマがあるのなら1学期のテキストをやり直してみてください。そちらのほうがよっぽど力がつきます。予備校や講師は盛んに講座をとるように言うでしょうが、うまく受け流して自分で勉強しましょう。ただし、1学期でがんばって勉強したのにうまくいかなかった科目があるのなら、軌道修正のつもりでいくつか受講してみるのも悪くないでしょう。あくまで「がんばって勉強したのに」うまくいかなかった科目ですよ。勉強せずにうまくいかなかったのなら勉強すればいいだけです。それは自分でやれば事足ります。

②予備校通いの現役生
 こちらも通年の講座を受講している科目に関しては夏期講習をとる必要はありません。しかし、浪人生のように全科目通っているわけではないでしょう。普段通っていない科目の中で伸び悩んでいる科目や、センター試験でしか使わないなどの理由で普段あまり対策していない科目を受講してみるのはたいへん意味があることだとおもいます。

③塾なし現役生と宅浪生
 2学期から予備校へ通おうとか、センター対策は予備校に任せてしまおうなどと考えている人はやはりとるべきです。しかし、最後まで自分のペースでやろうと考えているならば夏に余計なノイズを入れずに一定のペースで勉強するほうがきっとうまくいきます。③のような自分で勉強を進めていけるタイプの人は講習をうけるよりも信頼できる人に質問するほうが効率的に勉強できるはずです。夏期講習のあいだ講師はみんな忙しそうにしていますから(実際忙しいです)、質問する相手は高校の先生やチューターなどがいいでしょう。予め話をつけておきましょう。




《どの種類の講座をとるべきか》

 どの種類の講座をとるべきか考える前に、成績が伸び悩むのはいったいなぜなのか考えたいとおもいます。「伸び悩んでいる」というのは「結果が出ていない」と同義です。受験において「結果が出ていない」というのはすなわち「演習や模試で点が取れない」ということです。ところで、点が取れないということの前提条件は2つあることにみなさんは気づいていますか。その2つとは「勉強しなかったので(点が取れない)」と「勉強したのに(点が取れない)」です。当たり前じゃないかと怒られてしまいそうですが、実はここが重要なポイントです。もう少し突き詰めてみましょう。前者はなぜ勉強しなかったのでしょうか。その科目に悪いイメージがあるからというのが合理的な解答のひとつです。その科目の教師が嫌いといった些細なことから勉強しなくなり、ついていけなくなる。当然試験でよい点はとれないからますますその科目が嫌いになってしまう、という負の連鎖にはまってしまうわけです。対して後者は勉強はしているわけです。しかし点数がとれない。これはつまりやり方が悪いということです。ただ、問題を解く際に必要な知識はある程度もっているでしょうから、ひとつの科目のなかでも分野ごとに出来にバラつきが出るのが特徴です。ここまでみてくれば同じ「点数が取れない」という症状でもまったく別の原因から起こっているのだということがわかるとおもいます。世の中では前者を「嫌いな科目」、後者を「苦手科目」と呼びます。
 これらの対処法ですが、嫌いな科目であればまずは負の連鎖を断ち切ること、すなわちまずはその科目を好きになることです。こういうときこそ予備校を活用しましょう。標準から基礎レベルの講座で、く学べる講座を探しましょう。予習はそこそこでいいですから授業をちゃんと聞いて復習をしっかりやってください。反対に苦手科目であれば知識の運用の仕方を学ぶことが重要です。網羅性は捨てて、自分の苦手なところをピンポイントで学べるい講座を探しましょう。予習を必ずやって授業を聞きながら自分の解き方を軌道修正していってください。


[絶対にとってはいけない講座]


PR

【2012年入試】東京大学【文系・理系―前期】

 過去問集の紹介です。各カテゴリに分類される過去問集の特徴を記しておきますので、自分の目的に合ったものをみつけてください。



・ 
センター試験 … センター試験の過去問集です。毎年刊行されます。

・ 
大学別(全教科) … 大学ごとに受験に必要な全教科の過去問が1冊に収録されています。場合によっては上下巻構成となることもあります。毎年刊行されます。

・ 
大学別(単科) … 大学ごとに、受験に必要な科目のうち1科目のみに絞って過去問を収録しています。上記大学別(全教科)のものよりも値段が安かったり、解説が充実していたり、収録年数が多かったりします。毎年刊行されるものとされないものがあります。

・ 
年度別(単科) … その年度に行われた入試問題を大学を問わず集めたものです。量が膨大になってしまうので、複数科目を集めたものはありません。毎年刊行されます。



『東京大学(文科-前期日程) (2012年版 大学入試シリーズ)』 教学社
『東京大学(理科-前期日程) (2012年版 大学入試シリーズ)』

 いわゆる赤本。東京大学の最近7カ年の過去問を収録しています。問題が別冊になって取り外せるようになったので便利。リスニングCD付き。東京大学を受験するならもっておきたい一品。全科目入ってる過去問集はこれか、駿台の青本しかないからほとんど選択の余地はないでしょう。でも前は過去問10年分入ってたような気がするんだけどなぁ。








東京大学文科前期日程 2012 上 2011~2007 (大学入試完全対策シリーズ 5)』 駿台文庫
東京大学文科前期日程 2012 下 2006~2002 (大学入試完全対策シリーズ 6)
東京大学理科前期日程 2012 上 2011~2007 (大学入試完全対策シリーズ 7)
『東京大学理科前期日程 2012 下 2006~2002 (大学入試完全対策シリーズ 8)

 通称青本。上下2分冊で東京大学の最近10年の過去問を収録。リスニングCD付き。上記の赤本とみくらべて好きな方を買えばいいです。




【東大】東大の文系・理系数学25カ年(2分冊)【数学】

 過去問集の紹介です。各カテゴリに分類される過去問集の特徴を記しておきますので、自分の目的に合ったものをみつけてください。



・ センター試験 … センター試験の過去問集です。毎年刊行されます。

・ 
大学別(全教科) … 大学ごとに受験に必要な全教科の過去問が1冊に収録されています。場合によっては上下巻構成となることもあります。毎年刊行されます。

・ 
大学別(単科) … 大学ごとに、受験に必要な科目のうち1科目のみに絞って過去問を収録しています。上記大学別(全教科)のものよりも値段が安かったり、解説が充実していたり、収録年数が多かったりします。毎年刊行されるものとされないものがあります。

・ 
年度別(単科) … その年度に行われた入試問題を大学を問わず集めたものです。量が膨大になってしまうので、複数科目を集めたものはありません。毎年刊行されます。



東大の文系数学25カ年[第5版] [難関校過去問シリーズ] 』 教学
『東大の理系数学25カ年[第5版] [難関校過去問シリーズ]』

 東京大学の1985年度から2009年度までの入試問題(前期)を収録しています。通称赤本25カ年シリーズ。大変有名なこのシリーズですが、解説が特別よいわけでもありません。強いて特徴を挙げるとすればこのシリーズは他の出版社が出さないようなマイナーな大学もカバーしているところでしょうか。それだけに有名どころの赤本25カ年は影が薄いと言わざるを得ません。
 数学に関して言えば理系の人は文系の過去問をみておくと役に立つのは間違いありません。しかし、この過去問集は理系文系で分冊になっているので、2冊買えば5000円近くかかってしまいます。そうなると、聖文新社の『東京大学数学入試問題50年』のほうが値段が安い上に収録年数が2倍あるので、こちらを買った方が断然お得です。昔は類書が少なかったためにこれでも売れたのでしょうが、最近ではいろいろな出版社が過去問集を出していますから(特に数学)、なんらかの差別化を図らないとこの先赤本25カ年シリーズが生き残っていくのは難しいでしょう。ただ、数学以外の科目、特に理科・社会に関してはまだかろうじて存在意義があるといえるでしょう。いずれにせよ、解説はおまけ程度で演習に支障がないといえるレベルでないと使いこなせない本です。










【センター】30ヶ年 共通一次・センター試験 〔 数学問題 〕 総集編【数学】

 過去問集の紹介です。各カテゴリに分類される過去問集の特徴を記しておきますので、自分の目的に合ったものをみつけてください。



・ 
センター試験 … センター試験の過去問集です。毎年刊行されます。

・ 
大学別(全教科) … 大学ごとに受験に必要な全教科の過去問が1冊に収録されています。場合によっては上下巻構成となることもあります。毎年刊行されます。

・ 
大学別(単科) … 大学ごとに、受験に必要な科目のうち1科目のみに絞って過去問を収録しています。上記大学別(全教科)のものよりも値段が安かったり、解説が充実していたり、収録年数が多かったりします。毎年刊行されるものとされないものがあります。

・ 
年度別(単科) … その年度に行われた入試問題を大学を問わず集めたものです。量が膨大になってしまうので、複数科目を集めたものはありません。毎年刊行されます。



 30ヶ年 共通一次・センター試験〔 数学問題 〕 総集編 1975~2005 (昭和50年~平成17年) 聖文新社

 昭和 50 年 (1975 年) から 同 52 年までの「国立大学共通テスト実地研究試験問題」 と 同 63 年に実施された「大学入試センター試験試行テスト」 問題、また 同 54 年 (1979年) から 平成元年 (1989年) までの「共通一次学力試験問題」、さらには 平成 2 年 (1990年) から 同 17 年 (2005年) までの「大学入試センター試験問題」を、上記年度順に本試験、追試験 の別に収録 しています。第一志望の大学ならともかくセンター試験でここまで過去問をやる必要があるのか若干疑問です。どちらかというと指導者向けか。現在購入できる過去問集の中で共通一次試験の問題を収録したものはこの本だけなので、センター試験オタクには垂涎の一品でしょう。


【販売開始】2012年度センター黒本【河合出版】

河合出版がだしている通称「センター黒本」
2012年度のものがついにAmazonで販売開始です。
こういった類の本は発行部数が限られていて、直前では手に入らないこともあるのでお早めに!!
2012年度版
センター試験過去問集はどれを買う?

カレンダー

11 2024/12 01
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

管理人が相談受け付けます

最新CM

[08/29 NONAME]
[09/09 NONAME]
[10/16 NONAME]
[06/08 NONAME]
[02/15 NONAME]

最新TB

プロフィール

HN:
名無しのチューター
性別:
非公開
自己紹介:
受験大好きチューターです。

バーコード

ブログ内検索

P R

アクセス解析

売れ筋

Copyright ©  -- 大学受験TIPs --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]